性愛を超越する「愛」とかいうもの。

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「彼らが本気で編むときは、」鑑賞。

 

美しいもの

 

悲しいもの

 

嬉しいこと

 

辛いこと

 

耐えられない怒り

 

人間の持つ感情全てが詰まった物語だった

 

生田斗真さん演じるリンコのなんて美しいこと

画面のそこにいるのは お人形のように綺麗な女性。笑顔がとっても可愛くて、笑っているリンコさんは抱きしめたくなった。

 

柿原りんかさん演じるトモも、初めは驚いていたなぁ。思った通りの表情で、頷けた。

あぁ、これが一般人の反応か、と。

 

GLBTのなかの、トランスジェンダーに当たるリンコさん。

そして彼女を一途に愛する、桐谷健太さん演じるマキオ。

リアリティ溢れる、切ない物語。

この物語を見て、人々はどう思ったのだろう

世の中は まだまだGLBTに偏見を持つ人が多いと思う。その偏見する人を代表とした登場人物が、小池栄子さん演じる女性だったのかな。

この方を見ていて、とても胸が傷んだ。

GLBTの人が耳を塞ぎたくなるような言葉をたくさん掘り出して。見ていてとても辛かったな

あ、こんな風に思ってる人が今もたくさんいるんだなと思うと、憤りを感じる。

 

人は何故か、自分や普段見る周りの人と違う人を見ると、笑ったり馬鹿にしたり睨んだり怒ったり…当事者にとっては鬼のような存在。

 

実は、私も馬鹿にされて来た人間なので 人に変わった目で見られていたリンコさんやトモの友人のゲイの少年の気持ちが理解できる。

私よりもきっとずっと、苦しいのだろうな

性格、感情は変えられないから。

持って生まれた気持ちだから。

リンコさんの言うように、神様が与えてくれたものだから。自分の気持ちも体も恨めない。

だからこそ、馬鹿にされる事に対して疑問を抱き、幼い頃はそんな自分を産んだ親を憎んでみたり、大人になったら惨めな自分を憎んだり

恨んだって恨みきれないからそのSOSに気づく人が必要。

かれあむ の場合、それに当たるのがマキオ。

マキオは リンコが元は男だということに初めは驚いたけれど、最愛の恋人である。

どんな時もリンコが一番。

リンコを傷つける人は許さない  って。

こんな人が 当事者には必要なのかな

家族でも 友人でも 恋人でも 1人でも誰かいれば

 

この映画は、家族を超えた、「支え」で結ばれている物語だなと感じた。

支えひとつなく生きている人だって、世の中にはいるのだから  支えがいる人はなんて幸せなのだろう。

 

かれあむ を見終えた後は、自分も頑張らなくちゃ  と純粋に思えた。

そしてそれ以上に感じたのが、

GLBTへの偏見が 少しでも減ればいいな だった

 

私の周りの人も 人を偏見する人がいる

そんな人に何か言ってあげられる人間にならなければ。

いざと言う時は、自分も人と違うという事を話題にできる  ここだけは 強みでもある(笑)

普通に産まれたのだから、普通に生きたいのが当たり前。

けどそれを壊す周りの人や 親もいて。

そんな人の支えができる人間が1人でも増えればいいな

自分としても これからもそれを強く願っている

 

リンコやマキオに 幸せが訪れますように…*