小田急線&京王線カメラ旅
8月3日、プチ京王東急旅をしてきた。
(正確に言えば、南武線にも一瞬乗った)
五反田から山手線で新宿、そしてやっと京王線に乗り換え。昔、京王線と京王新線を間違えてしまった事があった(余談)。
ここに可愛い喫茶店があるとの事。
丁度お腹も減り、(11時)とりあえず改札を出る。
(ホームから撮った駅前商店街)
徒歩10分の所にその喫茶店はあった…のだが。
し、閉まっていた〜!!!
しかも、12時開店はいいが完全予約制、おひとり様45分制。…お、おう…。
まぁ、行けなくもないのだが、お腹は限界。
後でも行けるからな。
そう考え、その場を後にした…チーン。
結局、駅前のチェーン店で軽く昼食。
さて気を取り直し、京王線出発!
「京王井の頭線」は渋谷と吉祥寺を結ぶ鉄道であり、「日本一お金持ちが住む沿線」だそう。
確かに駅を見れば、神泉や浜田山は御屋敷!
…という結構マニアックな雑学も。
京王井の頭線は2駅しか通らずに下北沢で下車。下北沢は高円寺とならぶ古着の街!
古着屋以外の服屋を探す方が大変な程個性豊かでカラフルな古着屋でびっしりなのだ。
学生時代にも何度か足を運んだ古着屋。
安くて可愛いビンテージものが沢山。
所謂「サブカル人」が行き交う街。好きだ。
下北沢で幾つか写真を撮り、次に向かったのは小田急線千歳船橋駅。上京後初の小田急。
小田急の私的に面白い所は、神奈川に一旦入ってからの、町田駅、そしてまた神奈川県。
町田は神奈川県ではないのだ…東京が変な形をしているから板挟みに合っている。…悪い事ではない。
千歳船橋に降りた理由は、「クリームソーダ」!夏といえばかき氷、ラムネ、そしてクリームソーダ。懐かしの味。
喫茶店好きの間では知られているのかもしれない(憶測)、商店街を曲がった先にある小さなお店、「喫茶 パオーン」。
…ゾウがモチーフなの?
「そのようですね」
ゾウがモチーフのカフェは黒磯のshozo以外にはここが初めてだ。ただ、「パオーン」というのがいい感じに抜けていて今時ウケそう。
店員さんも若い方3名。
緑ではなく青いクリームソーダを頼んだ。
本当にブルーハワイだ!運動会の出店を思い出す。喫茶店のクリームソーダのバニラアイスは濃厚で美味しいなぁ。メニューはうどんやフルーツサンドなど多様。喫茶店でうどんとは新しい。30分くらい居座らせて頂き千歳船橋を後にした。
セレブの街ですぞ。セレブには成りたくないがここの駅はとても綺麗で居心地が良い。成城コルティというショッピングモールには小規模ながらも本屋や楽器屋まで入っている。
写真を撮りに来たというのに何故か本屋に行って立ち読みをした後に新しい地図本を買い、最後に楽器屋を一周して…本末転倒。いいのだ。
駅前の大通り、コルティの屋上から見える小田急線。最高の眺め!
小田急線、新宿方面に行くか神奈川方面に行くか迷い、結局下車したのは登戸。
降りて大正解の駅だった。多摩川が一望できるではないか。こんな広い河川敷なんてなかなか来られないのでカメラのシャッターは何度も切った。部活動中の男子達、河川敷で戯れる高校生、ランニングをする人、川を見つめる人…なんて長閑な休日なんだ。幸せだ。
空を横切る電車を見られるなんて夢のようだった。CMのワンシーンみたいだな。
風景の余韻に浸りながら多摩川を後にした。
ホームへ向かう途中、思わず笑ってしまうものを発見。
「携帯の王子様」
携帯を直してくれるだけで王子様と呼ばれてしまうんですかね。王子様と呼ばれたい男性陣はここに就職すればいいと思う。(余談)
登戸から南武線(JR)に乗り、武蔵溝の口駅へ。太陽も低くなり、辺りはオレンジ色に。シャッターの切りどころだ。
JR武蔵溝の口駅から東急溝の口駅へ向かう途中。駅前は栄えている。
そして東急大井町線で等々力へ向かう。
等々力は昔1度だけ来たのだが、とても駅が小さくて、改札を降りた瞬間が踏切。可愛い。
自分が乗った電車を見送り、等々力渓谷へ。
(スマホカメラ)
等々力渓谷はとても有名で、どんなに綺麗なのだろう…と思った。緑豊かだ。そして川は…
白濁していた…。ネットの写真だと透明なんだけどな…まぁいっか。
とにかく静かで、(周りが閑静な住宅街ということもあり)聞こえるのは川のせせらぎと蜩の声。夏の夕暮れにはやっぱり蜩。カナカナカナ〜って。
住宅街を少し散策したのだが、立派な家ばかりで怖気付いてしまい、退散。こんな所を部外者が歩いていたら、それだけで通報されそうだ。
幸いにも通りすがりのおばあさんはフレンドリーだった。
既に19時近くで辺りは真っ暗、さすがに暗い中渓谷をひとり歩くのは心細いのでまた後で。
無事荏原町に帰還。
次は京王井の頭線の途中下車旅をしたいと思った。浜田山や永福、高井戸あたりの長閑な場所を。そして何より登戸の景色は堪らない。こんなに近いならいつでも行けるじゃないかと思った(感想)