海のうえの駅
本日は夕方から神奈川の海芝浦駅に。
駅は横浜市。川崎市かと思っていた。海から見えたのが川崎市の工業地帯だった。
ルートは、荏原町(家もより)→大井町線大井町駅→京浜東北線で鶴見駅→鶴見線で海芝浦駅(終点)まで。
入場出場のタッチパネルにピッとSuicaをタッチするのみ。田舎にあったなぁ。
気になるのが「国道駅」。
かっ、カッコよすぎる名前…!!
次は〜国道〜、国道に停ります、って。
とても趣がある(戦争の跡が残る)駅で、映画にも使われるそうな。後で降りてみたい。
鶴見線は分岐していて、海芝浦行だったり扇町行だったりする。乗り間違え注意。
新芝浦駅あたりで、車内から見える景色は一気に変わり、段々と工業地帯の匂いが。
わくわく。こんな景色、船に乗らないと見られない…
駅と駅間は短く、案外すぐ到着。
ドアが開いた瞬間、びっくり。
本当に、海に浮かぶ駅のようで。
千と千尋の神隠しの電車シーンに出てきそう。
電車好きはあのシーンがとても好きである(余談)。
到着したのが17時過ぎだったので、いい感じに日も沈んできて、薄いオレンジ色に。
今日はあいにく綺麗な夕焼けは撮れなかったけれど、柔らかなオレンジ色に包まれた駅や工業地帯もとても可愛かった。
目の前に広がるのは京浜工業地帯。大きな工業地帯の1部。川崎の有名な所のかなぁ。
2番目の写真の、奥に見える橋はたぶん横浜ベイブリッジ。
首都高速湾岸線、鶴見つばさ橋。なんともかっこいい橋の名前。確かに翼が生えているみたい。レインボーブリッジとはまた違って、大きく開放感があり、空が広く見える橋。
The、海。
偶然にも、魚(トビウオあたり?)が跳ねた瞬間が撮れた。もう一生撮れなそう。(1枚目写真の、真ん中辺り)
そうそう。
ここ海芝浦駅は、「外に出られない駅」で有名。
海に囲まれているから!!降りたら沈む!
…ではなく。
なんと芝浦製作所の敷地内にこの駅がある。
製作所のためだけに作られた(ここに務めているリーマンのため?)駅である。特殊〜。
ここもむろん、無人駅。入場出場のパネルだけあり、そこにSuicaをピッ。改札外に出たわけではない。本当の改札は他にあった。
まぁ、ここも無人。たまたま駅員さんが作業していたけれど。
さて、夜になってきた!(18時半)
ここの駅は、1時間に1、2本しか電車が来ないため、1つ乗り遅れると1時間待ち…
全サラリーマンが泣く。
パパ帰れない…心配…
芝浦製作所のどこかから、「キーンコーカーンコーン」と学校のチャイム音が。
退勤時間かな。かわいい音。
そしてぞろぞろと駅のホームに人、ヒト、ひと。お疲れ様です…。
私が乗った帰りの電車は19:20。始発駅なのに、電車がつくなり一気に人が入り、たちまち座れない程に。皆頑張って仕事したんだなぁ。お疲れ様です…。
…と帰りのリーマンに囲まれて心の中で呟いたよ。
念願の海芝浦駅に行けて、工業地帯も遠目から少し見られた。川崎の工場夜景は有名で、ファンも多いそう。本も出てる。
東京のビル夜景とはまた違った迫力があり、ギラギラしているので撮ってみる価値がある。
夜景が好きな理由のひとつは、「働く人がいる場所」を撮るのが好き、だから。
工業地帯も、ビルも、ギラギラしているのは皆そこで生きているから。人の生き様を見ているようで感動する。
そんな訳で海芝浦で働く皆様お疲れ様でした。
次の神奈川は、小田原かな。